手・腕のしびれ

手・腕のしびれや痛みはなぜ起こるのか?

手や腕のしびれというのは当然正式な病名ではなく、肩こり頚肩腕症候群胸郭出口症候群頚椎椎間板ヘルニア手根管症候群肘部管症候群などに起因する症状を言います。各症状のページでも詳しく説明していますが、この症状の多くは、首や胸郭、肘や手首の筋肉の緊張などにより引き起こされます。つまり筋肉の緊張が手や腕に向かう血管や神経を圧迫することで、しびれや痛みなどのいわゆる神経痛を出している状態です。

また、過換気症候群やパニック障害、うつ病など自律神経の問題により手のしびれを起こすケースもあります。

ただし、手や足のしびれには、脳の問題など命にかかわる重大な疾患が原因になっている場合もあるので、一度専門医を受診することをおすすめいたします。

 

手・腕のしびれに対する当院の施術

まず各部位の筋肉の緊張に起因したしびれや痛みに関しては、構造的な問題としてやはり姿勢の悪さが挙げられます。姿勢の崩れにより筋肉のバランスが崩れ、過剰に使われる筋肉と使われない筋肉が出てきてしまうのです。この過剰に使われている筋肉が緊張を生み、症状を出していることがほとんどです。

一般的にはこの筋肉の緊張をマッサージなどで緩和したり、崩れた骨格を矯正したりする治療を行います。ですが、当院では姿勢の崩れの根本原因は呼吸の浅さにあると考え、アプローチしています。そして呼吸が浅くなる原因はイライラや不安、恐怖などの感情にあります。実は自律神経の問題もここに起因しています。なので、当院の施術では身体のどこかにしびれや痛みがあれば、まず根本原因になっている浅い呼吸を深く改善していくことをメインに行います。詰まった息を吐き出す。これにより肚に溜まっていた感情も吐き出し、余計な緊張を自分の呼吸で緩和させていきます。

その上で必要に応じ、最低限の骨格矯正や筋肉の緊張緩和を施します。